• テキストサイズ

舞い降りた天女【イケメン戦国】

第5章 天女伝説?


「光秀様とずいぶんと親しくなられたようですね」

「閨を共にするほど親しくはなっていないがな」


ねや?
ねやってなんだろう?

というか……この人、光秀さんっていうんだ。

「三成さん」

「三成__そう呼んでくださいってお願いしたはずですが……」


うっ……
そんな悲しそうな顔をしないでよ
まるで私が苛めてるみたいな気分になってしまう。


「じゃあ……三成くんで……」

「三成くん……ですか?」

「ダメ……かな?」

「(なんて可愛らしいお顔をなさるんでしょうか。
三成くん……特別感があって良いかも知れませんね)
わかりました」

「良かった……」


ふんわりと微笑む三成さん……三成くんは、やっぱり天使みたい。
なんだか癒されてしまうわ。

ほんわかとした気分に浸っていたら


「まだ着替えさせてないの?……まったく」


冷たい響きのある声がほんわかとした気分をぶち壊していく。

当然の事だけど、こちらも初対面。


「信長様がそろそろ戻ってくるんだから早く着替えさせなよ」

「そうでした!家康様の進言で思いだしましたよ」

「……まったく」


家康?さま?
 

「さ、天女様……お着替えをしましょう」

「え?……私、着付け出来ないんだけど……」

「大丈夫ですよ。私が着替えさせてあげますから」

「ありがとうね!」


って………
うん?

/ 80ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp