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藤堂家の事情【R18】

第2章 暗黙のルール



「・・・源さん」

「樹里奈・・・・」

「あの・・・これご主人様から・・・」

源は封筒を受け取るが、封筒は見もせず樹里奈を見つめる

「源さん・・・?」

「樹里奈、なぜここへきたんだ?」

「え?えと・・・ご主人様が源さんにそれを持って行って・・って」

「そっか・・・・」

「どうしたの?何かあった?」

「それは・・・お前だろう?」

「えっ・・・」

源もこの家の暗黙のルールを知っているのか・・・?


「あ、あの・・・」

「ちょっとあの小屋で話そう」

源は樹里奈の手を引いて小屋へと連れ込む


「わ・・・ここで休憩してるの?」

「ああ、まぁな」

部屋にはソファーとテーブルが置かれていた

源は樹里奈をじっと見つめる

「源さん?どうしたの・・・?」

源の思いつめたような顔に樹里奈も心配になる

「オレ・・・」

源が樹里奈との距離を詰める

「げ、源さ・・・」

トン・・・と樹里奈の背中が壁に当たる

源が両手を壁について樹里奈を見つめる

「げ、源さっ・・・んっ・・・・」

源は樹里奈に噛みつくようなキスをする

「んっ・・・ふっ・・・」

源の激しいキスに酸素がうまく吸えない

思わず樹里奈は源の服にしがみ付く

やっと源は離れる

「お前・・・縋りつくとか・・・可愛過ぎんだろ・・・
たまらねー・・・」

源はまた激しいキスを繰り返す

口内は源の舌で隅から隅まで犯される

「ふっ・・・ぁ・・・んっ・・・んん・・・・
げ、源さ、・・・もぉ・・・立ってらんな・・・っ」

「キスだけでこんなんじゃ後が持たないぜ?」

源はペロリと樹里奈の唇を舐めると樹里奈を抱き上げソファーに寝かす

源はTシャツをぬぐ

逞しい筋肉が日に焼けてしまって見える

「源さ・・・・」

「樹里奈・・・お前が好きだ・・・・」

源は先程の荒々しいキスとは違って丁寧に樹里奈の服を脱がせていく

「源さん・・・でも私・・・」

「ご主人様に抱かれたんだろう?」

「え・・・?なんで知って・・・」

「このメイド服はその合図なんだ・・・」

「合図・・・」

「そうそれが暗黙のルール・・・・」

「・・・・っ」






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