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藤堂家の事情【R18】

第2章 暗黙のルール


ピリリ・・・と携帯が鳴る


「はい」

「そろそろ部屋に戻って来られますか?」

「あ、えっと今、部屋の前にいます」

ガチャリ、と扉が開いて黒刃が出てくる

「ちょうどよかったです。理人様、では後で・・・」

「ああ、樹里奈。こっちへ来い」

「はい」

言われるままに樹里奈は理人の側に来る

「肩、マッサージしてくれる?」

「あ、はい」

樹里奈は言われるがままに理人の肩を揉み解していく

「へ~・・うまいもんだな・・・
源にも気持ちよくしてやったんだろ?」

「あ、はい・・」

「ここから見てたんだ・・」

「え・・・」

「俺もしてもらいたいなって・・・」

そう言いながら、理人は樹里奈の太腿をさする

「んっ・・・ぁ、ご主人、さま・・っ」

「続けて・・・」

「ぁ・・はい、・・・・っ」

樹里奈の太腿に指をつつぅ・・・と伝わらせ、その指は樹里奈の下着のラインギリギリを往復させる

「んっ・・んはぁ・・・・ぁ・・・」

「樹里奈、力が抜けてきてるよ」

「あ・・・すみませ・・・っ・・」

「ふふ・・・もうマッサージはできないみたいだね?」

理人は立ち上がり、樹里奈の腰を正面から抱き寄せる

「ひゃっ・・・ご主人様・・・っ」

「その涙ぐんだ顔・・・堪らないね」

理人はそう言うと樹里奈に唇を重ねる

「んんっ・・・んぁ・・・っ」

理人の舌は強引に樹里奈の唇を割る

くちゅり、くちゅ・・・と舌が絡み合う

「はぁっ・・・ん、・・・んんっ・・・」

蕩けるような理人のキスは樹里奈の躰から力を奪う

「樹里奈・・・この三週間、我慢するのがつらかったよ・・・」

「ん・・・っ、なんで・・・」

「それは俺が樹里奈を可愛いなって思ったから・・・」

「そんな・・・んっ・・・」

「それに・・・中身も・・・すごく、素敵だ・・・」

「んぁっ・・・ん・・・」

「樹里奈っ・・」

理人は樹里奈の首筋に顔を埋めると、キスを落とし、躰を弄る

「んっ・・・あ、だめ・・・っ・・・」

理人の手はかまわず、樹里奈の胸を揉む

「んぁっ・・・んっ・・」

「いい声で啼く・・・」

「ご主人様・・・こんなっ・・・あんっ・・」



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