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【おそ松さん】僕らが愛したのは君だけで

第4章 兄ちゃん我慢は無理です


暫く歩いていた2人、突然雪は足を止めた。覚悟を決めた調子で雪はトド松に声をかける

雪「……っねぇトド松」
ト「!なに雪ちゃん」
雪「あのさ、演技の練習の話……なんだけど」
ト「!(やっぱり嫌だったのかな……)」

トド松はさっきまでのことを後悔しながら彼もまた覚悟を決めて頷いた。雪も真剣な顔になり重たい口を開けた

雪「実は……少し小道具が必要なの」

ト「!?あぁなんだそんなこと」
雪「どうしたの?」
ト「えっいや別に!なになに?(よかった〜!)」

トド松はホッとし胸を撫で下ろした。雪は疑問を抱きながらも続けた

雪「そ、それが」
ト「も〜心配しなくても僕なんでも手伝うよ?」
雪「それがですね……」
ト「(何で敬語?)うん」

雪「それがアダルトグッズで……」
ト「っへぇ!?」

雪「やっぱ困るよね……」

申し訳なさそうな雪の顔、だけど僕じゃ正直よくわかんないし手助けには不十分だ。
力になりたいと考えた結果おそ松兄さんなら適任だと思い彼女の手を掴んだ

雪「!?」
ト「一旦家に戻ろう、ピッタリな人いるから!」
雪「え?」

私たちは家に帰ることにした



お「アダルトグッズ?」
ト「そう!」

家に帰りおそ松を呼び出し3人で2階へいきおそ松に説明をした、が案の定訳が分からなさそうな顔をしている

お「え、付き合ったの?」
雪「っ断じて違う!」
お「(良かった〜!)あ、そう」

少し傷ついたトド松に誰も気づかなかった

雪「実は……」

雪はおそ松にことの経緯を説明した



お「なんだそういうこと」
雪「ないとしづらくて」
ト「兄さん僕わかんないしお願い」
お「え〜俺パシられんの?やだ〜」
ト「それは……」

トド松は逃げるように目を逸らした

お「!じゃ提案」
雪「?」

だるそうだったおそ松は悪そうな笑みを浮かべた

ト「兄さん?やめてよ?」
お「聞いてからいえよトド松〜♪」

言われなくても悪い予感しかしない

お「__簡単、雪ちゃんと俺二人きりでいく」

雪「私と……っ苦手なんだけどなぁ」
ト「兄さん雪ちゃんにそれは……!」
お「じゃなきゃ俺は無理」

プライバシーとかガン無視だ!

ト「〜けど兄さんお願いだから!」
雪「うぅ……よりによって変態な君と……」
お「ちょっ雪ちゃんコラ!今なんて言ったの!」
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