第14章 予想外の奇襲

雪｢はあ！？……勝手に何やってんの｣

雪は呆れて半分諦めたようにため息をついた

お｢えー？でももう慣れてるでしょ？もうヤッてるし｣
雪｢っ……！だ、だけど｣
お｢あー俺またしたいなぁ〜？あっ今からしちゃう？｣
雪｢しません！！｣

雪は怒鳴ると足早にリビングへ戻った

ったく……ちょっと弄っただけで怒るの早すぎ
俺だって我慢してんだからね？雪ちゃん

お｢……俺のことずっと見てればいいのに。
そしたら喜んで働くんだけどなぁ〜｣

口にするとなんだか気持ち悪くなってきて
俺もそのまま戻ることにした

…



雪｢＿＿ったくデリカシーってもんないのかな本当！｣

チ｢本当そうだよねえ！わかるよわかる！｣


一方怒った雪はチョロ松兄さんに心配された為事柄を説明した

チョロ松も大共感してくれて、お互い愚痴り合うことになった

チ｢この前アイツにゃーちゃんの雑誌にお茶零したんだよね｣
雪｢うっわー最悪！折角のにゃーちゃんの雑誌を……｣
チ｢そう！しかも特別号だったんだよ！？
やっと手に入れたのに……あの野郎｣

チョロ松兄さんも段々言動が荒くなってきている
そんな兄さんがなんだか新鮮で嬉しい


雪｢〜それで結局……｣
チ｢そう！アイツものの一つも反省してなくてさ……｣
雪｢うっわあ〜本当サイッテーだね！｣
チ｢もはやクソだから！クソ中のクソ！｣

物凄く共感できてある意味面白い
チョロ松と雪は目が合ってぷっと吹き出した

雪｢〜っ！私達ディスりまくりだね！あははは！｣
チ｢本当……！僕さっきから言動荒いよね？ごめんね？｣
雪｢いやいや！新鮮でいいよ〜！｣

2人で笑いあってるとトド松がとんできた

ト｢あーっちょっとチョロ松兄さん！何独り占めしてるの！｣
チ｢あ トド松！んな、してないよ｣
ト｢してるよ！もーずっるーい！雪ちゃんかまって〜！｣
雪｢ずるいだなんて……そんなアハハ！
きてくれたらいくらでもかまってあげるよ？｣

途端トド松の目が宝石のように輝く

ト｢本当？！嘘じゃないよね！｣
雪｢勿論！今日はいっぱいかまってあげよっかー？｣
ト｢わーい！｣


久しぶりの休日を有意義に、カラ松が仕事なのも忘れて雪達は最高に笑いあい楽しんでいた。



あの後ああなるなんて思ってなかった