第11章 それは突然に
十「……っま、とにかく寝ない?」
皆が一斉に時計を見る
__午前1時。
雪「あ〜……早く寝ないと明日に響くな……」
カ「とにかく俺はこの足をとりあえず明日治さなきゃな」
カラ松は自身の足をさすった
とりあえずここは私の寝るところじゃない。
六つ子専用だし、早くでてかないとね。
雪「とりあえず……お布団ありがと。眠る前にお風呂入ってくるよ」
お「おう、俺は寝ようかな……ふぁ〜」
カ「俺ももう動くのはきついし寝るか」
一「zzz」
チ「一松寝てる!!」
十「俺も寝るーっ!!雪ちゃんまた明日ね!!」
雪「あぁうん。おやすみ」
チ「僕はまだ用事あるし起きてるよ」
ト「あ~僕もちょっとやることあるし起きてる~」
トド松とチョロ松以外におやすみと言ってから私はお風呂にいった
…
雪「__お風呂シーンはなかった、いいな?」
誰に言ってるかわからないけど言わなきゃいけない気がした
はぁ……最近なんだか静まったようで静まってない……
実はだが先週、確かに全員と寝たのだが襲ってこなかった
もしかして仕事の疲れを心配してくれてるのかな?
雪「…なんか嬉しいんだけど、寂しいな」
……え?あれ?自ら求めてるみたいな__
雪「__いやいや!そんなのただの変態だしっ」
ブンブンと頭を振る
でも、本音なのは違いない。……と思う。
雪「__バカみたいなこと考えてたら遅くなるな。そろそろ髪の毛乾いてきたしねーようっと」
さっきまで全然気にしてなかったドライヤーの音がうるさいくらいに頭に響いた。
なのにカチリとスイッチを切るだけで静かになる。
あっけない。
雪「は~とりあえず上にあがらな__」
扉を開けてなんとなく横を見ると
チ「うわっ!?」
雪「……チョロシコフスキーやっほー」
……チョロ松がいた。
チョロ松は少しビクッとして数秒後ハッとして言う。
チ「雪ちゃんどこでそれ聞いたの?!」
雪「この前おそ松兄さんがこういったら面白いって教えてくれて」
チ「あんの馬鹿……」
チョロ松はぎゅっと拳を作った
成程、確かになかなか面白い反応だ。
雪「んで……ええと歯磨き?」
チ「あ、違うんだ……その」
照れくさそうに右斜め下を見ながら頭を掻いている
雪「?」
チ「ええと……」
ぐっとチョロ松は目を閉じてからまっすぐこちらをみて