第1章 *Candy*
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和「ん~じゃあそっちの駅まで行くから」
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「うん♪分かった」
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和くんは優しい
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優しくて
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あたしはどんどん好きになる
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明日の事を考えると布団の中でゴロゴロと眠れないでいた
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和くんも同じように眠れない時を過ごしてるのかな
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それとも…
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彼女と2人で旅行に行くのなんて慣れっこなの?
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少しウトウトした頃
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薄く目を開けるとカーテンの隙間から東の空が明るくなってるのが見える
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もう少し
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もう少しで和くんに会える…
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数時間後の事を考えてたらいつの間にかまた眠ってたみたいで
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携帯の目覚ましが鳴って目が覚める
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朝食を食べて出る用意をして
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時間になるのを待ってた
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