第1章 *Candy*
.
寝転んで見てたから
.
2人とも寝ちゃったんだ…
.
.
.
隣で寝てる和くんの腕にギュッてしたら
.
.
反対の腕があたしの頭を抱えて抱きしめられた
.
.
このまま寝たい…
.
.
大きく息を吸うと
.
和くんの匂いに包まれて
.
.
幸せな気持ちになった
.
.
.
和くんとずっと一緒にいたい
.
.
.
そんなあたしの願いもムナシク
.
和「おはよ、寝ちゃってた何時?」
.
「7時ぐらいかな」
.
和「ウソ!もうそんな?」
.
「(笑)うん」
.
和くんがん~って伸びをして
.
.
あたしにキスしたら
.
和「メシ食いに行って帰るか」
.
だって
.
.
.
和くんあたしさ高校生の女の子じゃないんだから
.
いつでもお泊まりできるんだよ?
.
.
それとも和くんはそんな事望んでないの?
.
.
.
もっと一緒にいたいって思わないの?
.
.
あたしだけなのかな・・・
.
.