第1章 *Candy*
あたしだけじゃないんだ
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和くんも淋しいって…
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そっか今ご飯食べてるんだ
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同じ想いが嬉しくて電話をかけてみた
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「もしもし?」
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和「はいはい」
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口に食べ物が入ってるのかモゴモゴ言ってる
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「(笑)まだ食べてるの?」
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和「うんちゃんは?」
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「食べたよ、で今は布団」
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和「もう?早ぇな(笑)」
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「そう?…あ、のさ明日電車で行くから迎えにきてくれなくていいよ?」
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和「そ?」
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少し沈黙して
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和「あ~やっぱり行くから待ってて」
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「…わかった…じゃあ、明日…ね?」
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和「ん、明日…おやすみ」
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和くんの声を聞いて
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よけいに会いたくなった
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こんなまま眠れない
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