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*Candy*和*

第1章 *Candy*


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和「コーヒー飲みに言ってもいい?」


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何を言われてるのか分からなくて聞き返す


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「え?」


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和「この間飲む?って上がってく?って言ってくれたの…今日でもいい?」


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返事をする前に駅に着いて


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二宮くんの顔を見てたら


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背中を押されてホームに降りた


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「え?」


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ドアが閉まって


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和「もう降りちゃった(笑)」


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いたずらしたみたいに笑うから


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つられて笑顔になる


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マンションまでの道のりは


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会社の当たり障りのない話をして歩く


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いつもより短く感じる帰り道


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ふふって笑う可愛い笑顔


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黙って歩く横顔


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どんな顔も見てたくて


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半歩遅れて歩いてた


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和「(笑)なに?」


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「え?!…なにが?」


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和「いや(笑)別に」


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