My important place【D.Gray-man】
第6章 異変
「ユウに怒られなかったんさ?」
「神田から聞いたんですか」
「いんやコムイから」
室長ですか…!
立派な器だなって思った私の気持ち返して下さい!
「オレと任務行く時は間違えんなよ♪」
「ラビっ雪さんに失礼だから!」
私の肩に腕を回したまま笑うラビをアレンが咎める。
流石に羞恥で耐え切れずに、その腕を振り払おうとした。
「もう…! からかいに来たんなら帰って──」
シャッ
瞬間、仕切りのカーテンが勢いよく開いて。
「 病 室 は お 静 か に 」
般若のような顔した、ナース服の婦長さんが立っていた。
「「「す、すみません…」」」
…やっぱり婦長さんは怖いです。