My important place【D.Gray-man】
第18章 ロザリオを胸に.
「うわ古…っ!」
「先輩、それ死語…ッ」
逃げのダッシュの間際に、"時間停止(タイムアウト)"の中から上がるキエさんとマオサさんの声。は、敢えて無視。
いいんです、これでAKUMAを煽れるなら。
死語だってなんだって吐きますよ、ええ。
「待ちやがれゴラァア!!」
「このクソアマ!!」
「絶対捕まえてやる!!」
ほらね!
激怒して追いかけてくるAKUMAに、走り様にドヤ顔でキエさん達に親指をおっ立てれば。
「いや…うん」
「偶々です、先輩それ」
きっぱりと首を横に振られた。
何その呆れ顔。
少しは褒めてくれたっていいんじゃないかなっ