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憑かれた躰 【R18】

第5章 繋がり


両親の中はすっかり冷え切っていて、二人ともほとんど家に近寄らなくなっていた

兄はその分私を犯す回数を増やし、それが私たちの普通になっていた

そして母が家を出て行った

父も外に愛人がいたから、母が出て行ったからと言って別に何も変わらなかった

私達はいつも通りに生活していた

兄は私を犯して

それを当然の様に私も受け入れて

淫らな行為を続けて行った


今日もいつもの様に朝から犯された後

下からガタン・・・と物音がした

兄が様子を見に行った

私も心配で部屋から出て聞き耳を立てていた


「・・・母さん」

兄の声が聞こえてきた

「・・・荷物取りに来たの。・・・誰かいるの?」

半裸で降りて行った兄の恰好を見て母が尋ねる

「いないよ、だけ」

「そう」

「聞こえてたんじゃないの?」

「・・・何が?」

「僕がを犯している声だよ」

「・・・・」

「気が付いてたんでしょ?」

「・・・・」

「ふふっ・・何怯えてんの?」

「・・・何が言いたいのよ?」

「お金、ちょうーだい。」

「いくら?」

「これに毎月、入れとけよ・・・不自由なく暮らせる分」

そう言って兄は通帳を渡す

「・・・わかったわ」

「ほんと最低の母親だな」

「・・・そうね」

「さっさと出てけよ」

「・・・の事、お願いね・・・」

「それは妹を犯してる俺に言ってどうして欲しい訳?」

「・・・・わからないわ」

「・・・金、忘れんなよ」

「わかってる」

「俺らの生活壊したら俺、あんたの人生ぶっ壊すから」

「・・・っ化け物・・・」

母は吐き捨てるように言うと、急いで出て行った






「・・・・お兄ちゃん・・?」

「ん?どうした?」

兄は私に優しい笑顔で笑いかける

「・・・お母さん・・・でしょ・・今の・・」

「そうだよ」

兄は少し震える私をお姫様抱っこしまた部屋へと連れ戻す

兄は私の躰を愛撫しながら

「今の話聞いてた?」

「・・・うん」

「安心して。金は確保したから・・・」

「・・うん」

「どうしたの?」

「・・いつから・・」

「ん?」

「いつからお母さんは知ってたの?」

私の声が少し震える

「ああ、を俺が犯してる事?」

「・・・・っ」

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