第4章 習慣
とうとう人形の下半身が完成し、兄等身大の人形がソファーに座っていた
「おはよ・・お兄ちゃん」
「ああ、・・・ほら、完成したよ」
兄は完成したばかりの人形を試運転させる
ウィンっ・・と小さな音を立て、躰全体が揺れる
「っ・・・」
それはまるで生きているように胸は脈を打ち、腕は筋肉の筋がピシリと力が入る
兄よりも少しゴツイ指がバラバラと動く
顔は相変わらず無表情だったが、眼はぎょろり、ぎょろりと瞳を動かす
その瞳は私を捉えると離さない
「ふふ、コイツもが気に入ったみたいだね」
そして人形に付けられた雄が立ち上がったままぐいぐいっと動く
「どう?この動き・・・のいいところを永遠に突いてくれるよ」
そしてそのテーブルには色々な形の雄が並べられていた
今付けられているのはノーマルに近いもので他にも蕾を刺激するため二つに割れた突起をつけたものや、ぽこぽことした丸が連なったものが付いたものもある
「ふふ、これでの躰をたくさん満足させてあげる」
兄は楽しそうに雄に象られたそれを私に見せびらかす
「ほら、キスしてあげて」
私は兄の人形の首に手を回すと、唇を重ねる
そんな私の後ろに兄は立ち胸を揉む
「ふっ・・ぁっ・・・」
兄の人形は逃さぬように私の腰を掴む
人形と舌が絡み蕩けさせられる
人形の雄が私の割目を撫でる
兄の指が蜜を掬い菊穴に擦りつけるとちゅぷっと中指を挿し込んだ
「んはぁぁっ・・・」
人形の手はますます逃げないようぐっと私の腰を固定させる
ちゅくちゅく・・・と兄は指を動かし、やわやわと胸を揉み続ける
「あぁんっ・・・んっ・・・ふ・・・っ」
ぐい、ぐい・・・と人形の手が自分の雄を私の割目に擦りつけるように動き出す
「あぁっ・・・ん、ふ、ぁ・・・っ」
まるで二人の兄に犯されてるみたいだ
人形の彼に優しさはないが力強く私を押さえつける
兄が私を犯しやすいように手助けしているみたいだ
「どう?二人に犯されて気持ちいい?」
「あぁんっ・・・」
「ふふ、いい声だ。これからは二人で可愛がってあげるね」