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FloW WorlD

第37章 SickrooM WorlD





琴乃は受付に挨拶をして、

病院を後にした。

静かな病室。揺れるカーテン。

機械に囲まれ眠っている瑠璃色の髪の人。

琴乃は現実のキョウヤを頭に巡らせていた。

自転車にまたがり、ペダルをこぎ出した。



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