• テキストサイズ

【DEATH NOTE】甘いもの以外に好きなもの

第1章 S


「ちょっとL?月くんは…」


反論しようとする模木さんの言葉を遮って、Sが口を開いた。


「それで?私には何をさせるの?」


完全に、人格がSでは無くなる。


この変化も、いつ見ても面白いです。


飽きません。


「月くんと同じ、東応大学に編入してください」


「「「は?」」」


文字の如く、皆さんの目が点になる。


私のコレに慣れっこであるワタリとSは除いてですが。


「勿論名前は偽名で」


「…分かった」


少し考えた末に、結論を出した。


「そう言うと思ってました」


ーーの中に居る、Sなら。


はい、とあるものを手渡す。


「カメラ内臓型のメガネか…」


「それとこちらもどうぞ、イヤホンです」


「うん」


「それから、彼の気も逸らしてくれると助かります」


「気も?」


「月くんには彼女が居ます。

けど、宜しくお願いしますね」


「…嫌」


極小さな声で呟いた。
/ 130ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp