• テキストサイズ

【DEATH NOTE】甘いもの以外に好きなもの

第5章 本領発揮


『…分かりました。

では、写真で送ってください。

分かり次第、こちらから連絡します』


「ありがとう」


忙しいのに、ごめんね。


電話を切り、出来るだけ傷口が見えないように顔写真を撮ってLに送る。


「あの…」


心配そうに尋ねて来る。


「大丈夫です、今のは信頼出来る人ですから。

ご家族に連絡をしないと…」


そうこうしていると、救急車が到着した。


「こっちです!」


人混みの中でも通じるように、声を張る。


「どんな状態ですか?」


「階段から転落したものと思われます。

名前などは分かっていません。

頭部以外には、特に目立った外傷はありません。

転落してから発見するまで、恐らく時間がかかっています」


「おい、乗せるぞ」


その隊員は、もう1人の隊員と2言3言会話し担架に乗せる。


「慎重にお願いします、脳震盪を起こしている可能性があります。

それと…私も同行させてください」


今Lの元に戻る訳にないかない。


そして何より、1度でも診た患者は完治するまで診るのが私の中のルール。


それを破ることは、もう絶対にしないと決めた。
/ 130ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp