• テキストサイズ

【DEATH NOTE】甘いもの以外に好きなもの

第3章 甘党×フルーツ党


お腹を空かせたLが真っ先に手を伸ばしたのは、マフィンだった。


かぶりつくLを、微笑ましそうに眺める雪。


仕事をしていない時のLは、スパルタでもなんでもない。


むしろ、ワガママになる。


「僕、コンビニに弁当買いに行って来ます」


「どうぞ」


「行ってらっしゃい」


そして雪は、Lのと同時に作っていたフレンチトーストを頬張る。


「ん、美味しい…」


口に広がる甘さに、目を細める。


一方のLは最後のマフィンを食べ終え、パイに手を伸ばしているところだった。


食べるの早いなぁ…。


男の人って、皆そうなのかな。


「只今戻りましたー」


「あ、おかえりなさい。松田さん」


「ただいま、雪ちゃん」


松田さんか帰って来るのと同時に、Lが最後のパイを口に入れたところだった。


そして、パイを咀嚼(ソシャク)しながら苺のフレンチトーストをジッと見つめている。


Lにこれ作るの、初めてだっけ?
/ 130ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp