• テキストサイズ

【DEATH NOTE】甘いもの以外に好きなもの

第8章 復帰命令


「事故か故意かでは、出来た傷等に違いがあることはご存知ですよね?」


主に、夜神さんに向けて言う。


「あぁ、無論だ」


「詳しくは話せませんが、専門的な表現を砕いて説明しますと。

刺し傷ならナイフの向きや持ち方の違い、首を絞めるのでは締め方が違います」


詳しく話して、それが外へ漏れたら事故か他殺か特定しにくくなる。


「そう言われてみれば、確かにそうですね」


「つまりです、今回の娘さんにはそれらに似た痕跡がありました。

なので、我々はそう判断させていただきました」


「…そうか」


「歩いている時に突き落とされたのか、意識の無い時に突き落とされたのかは定かではありません」


その言葉を聞いて、ふっ…と意識が遠のくのが分かった。


あぁ…出るのか。


「前者の可能性は極めて少ない、と私は思いますけど」


「勝手に出て来るな、S」


「今回だけですから」


「どういうことだ?」
/ 130ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp