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秘密の関係(カレカノ)

第2章 再会


数日後、2年生のクラスに転校生が来たらしく、その子と同じクラスになった縁下は彼女を体育館に連れて来ていた。
「別に入部して欲しいってわけじゃないんだ。ただ・・・」
『うん、見るだけでもいい?』
「あぁ、もちろん!」
2人が一緒に体育館への道を歩いていると。
「あれ?縁下?女子と一緒なんて珍しい」
「スガさん!」
『!』
「えっ・・・あれ?君・・・」
縁下らに声をかけたのは菅原。振り返った女子の顔を見て菅原は驚く。彼女の方も驚いているようだ。
「えっ?知り合い・・・ですか?」
「あ~、知り合いっていうか・・・」
『助けてもらった、というか・・・』
「そんな、大げさな事してないよ、俺」
「・・・・・」
縁下は2人の様子を不信に思う。
「で、彼女は?」
「あぁ、部活の見学に来てもらったんですけど」
『転校してきたばっかりなので・・・』
「成程。縁下とは同じクラスなの?」
『はい』
「見学か。うん、大地には俺から伝えとくよ」
「はい、お願いします」
『えっ?いいの?』
「うん」
「・・・・・」
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