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秘密の関係(カレカノ)

第3章 練習試合


練習試合当日 青城に着く。
日向君が震えてる。緊張してるみたいだけど・・・大丈夫かな?
体育館への角を曲がると・・・
「ガラの悪い奴居たな~、ボーズで目つき悪くてさ~・・・アッタマ悪そうな顔した・・・」
あっ、これ、田中君のことだ・・・。
『田中く・・・!!』
田中君を見たら、既に怒っていた。
「ウチを・・・あんまナメってっと・・・食い散らかすぞ!」
その田中君を見た月島君がニヤっとして。悪そうな顔だな~。
「そんなに威嚇しちゃダメですよ~、田中さ~ん。ほらぁ『エリートの方々』がビックリしちゃって可哀想じゃないですかぁ」
月島君、ニヤニヤしてる。
「ビクウゥゥゥ!!」
ほら、青城の人達が怖がっちゃってる。
「あっ!お前らっ!!」
澤村先輩が来て、2人を止める。そんな中、1人の生徒が影山君に向かって話しかけて来た。
「・・・・・久しぶりじゃねーの?王様」
王様?どういう意味だろう?
「そっちでどんな独裁政権敷いてんのか楽しみにしてるわ」
その台詞に田中君が殴りかかろうとして、澤村先輩に止められていた。良かった。今の子、影山君の中学の同級生なのかな?
「・・・・・あぁ」
影山君はそう言って体育館へ向かった。歩き出した影山君の背中を田中君と菅原先輩がバシバシ叩いていた。
「なんだ・・・あいつ・・・大人しいフリしやがって・・・」
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