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平和な1日。
第8章 episode6
分かってる。
こんな事は仕方ないんだって。
でもね、見たんだよ。
姉ちゃんが泣きそうな目をしてたの。
だから、逃げたかった。
「くそっ....」
ぜんぶ、ぜんぶ。
夏希のせいだ。
『私、家出るから。カフェは2人で頑張ってね』
自分勝手な夏希なんて...
「璃玖くん」
「....その呼び方、やめろよ」
「ごめん、じゃあ、りっくん」
部屋に入って来たのは、瑠都だった。
(なぜか呼び捨てだが、これからは呼び捨てでいきます)
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