• テキストサイズ

平和な1日。

第8章 episode6




分かってる。
こんな事は仕方ないんだって。

でもね、見たんだよ。
姉ちゃんが泣きそうな目をしてたの。

だから、逃げたかった。

「くそっ....」

ぜんぶ、ぜんぶ。
夏希のせいだ。

『私、家出るから。カフェは2人で頑張ってね』

自分勝手な夏希なんて...

「璃玖くん」

「....その呼び方、やめろよ」

「ごめん、じゃあ、りっくん」

部屋に入って来たのは、瑠都だった。
(なぜか呼び捨てだが、これからは呼び捨てでいきます)
/ 392ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp