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平和な1日。

第4章 episode3



「分かりました、どうしてもと仰るならばこちらのアドレスを」

メモ紙にアドレスを書く。

「パソコンのアドレスです。あまり見ることないですけど」

と、ひとこと付け加える。

「えぇ、パソコンはないじゃないのよ~」

「携帯のアドレス教えても良いですけど、璃玖斗から噛み付かれますよ」

アイツは厄介だからな....

諒夜さんはうーんと(恐らく)悩むフリをしたあと大丈夫!と言った。

「知りませんよ、どうなっても」

パソコンのアドレスの下に携帯のアドレスを書いた。
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