• テキストサイズ

平和な1日。

第28章 特殊能力11



プルルルルルッ

携帯がポケットの中で鳴り響く。
表示された名前、『蒼汰』。

出たくもなかったが、出てしまった。

「もしもし。なんか用?」

『さあちゃん知らない??』

「知るか。」

本当は自室にこもってるけど。
今は誰とも話したくないんだろうし。

『そっか』

残念そうに声のトーンが下がった。

なんだよ、
まだ蒼汰は姉ちゃんが好きなのかよ。

「いい加減、諦めついたのか」

『つくわけないだろ。今更忘れろって?』
/ 392ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp