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平和な1日。

第28章 特殊能力11



写真を奪い返し、ポケットにしまう。

「信頼あってもな、深く突っ込んじゃいけねぇモンもあんだよ!!」

聞かないで。
俺には言えないから。

この写真の真実は、何も聞かないでくれよ....

「な、んで??教えてよ、それ...」

「家族写真、なのか?」

「....ッ、ちげーよ。こんなの、家族写真じゃない」

姉ちゃんは姉ちゃんなんだ。
家族写真に姉ちゃんが居ないのなら、それは家族写真なんかじゃない。

信じたくないんだ。

姉ちゃんが、他人なんだって。
それが本当なら俺はどうにかなっちまう。

今まで抑えてたものが。
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