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平和な1日。
第3章 episode2
「また増えたァ」
呆れた様子の男の子があからさまにため息をついてきた。
「璃玖斗、早くビール運んで」
エプロンを着た楓希ちゃんが彼に言った。
彼は誰なんだ。
「あ、漣音さんと諒夜さん。どうぞお座り下さい」
「れっちゃん!!りょーちゃん!!はーやくぅー」
お酒を飲んでもないのに、ハイテンションな瑠都が叫ぶ。
「うるさいな」
「あれれ〜、瑠都ちゃぁん。寂しいのかなぁ?」
「うるさい。」
諒夜、完璧に瑠都に嫌われたな。
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