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平和な1日。
第25章 特殊能力8 Part2
渚人side
歩き出して1時間半。
古びた建物に着いた。
見た目は研究所っぽくて、怪しい。
「ここ、か...」
推理は得意だけど。
いまいち確信が持てない。
ドアノブに手を伸ばすと、ドアが開いた。
「...え、」
「漣音?」
汗だくの漣音が出て来た。
状況が掴めず立ち尽くす。
なんで漣音がここに?
「よ、かった...、渚....」
「おわっ...」
漣音が倒れるようにして抱きついてきた。
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