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平和な1日。
第25章 特殊能力8 Part2
「大丈夫、か」
座らせて、とりあえず持ってた水を差し出す。
漣音はおとなしく水を受け取る。
「死ぬかと思ったぜ」
余裕っぽい表情で言う。
ぜんぜん余裕そうに見えないけどな。
「ところで颯希は見つかったか」
「いや、まだだ」
ペットボトルの蓋を閉めながらそう答えた。
アジトも見つからないなんて。
奴らはどこにいるんだ?
「やっぱ分かれて捜すのは無理だな」
「集めるか」
漣音はポケットから携帯を取り出して、電話をかけ始めた。
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