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平和な1日。
第23章 特殊能力7
悲しくなって、膝を抱え隅で泣いてると扉が開いた。
入って来たのは知らない男の人。
怖い顔で怒ってるのかなってぐらい眉間に皺を寄せてる。
「なるほど」
「....だ、だれ...ですか...」
「ここのボスだ」
それだけを教えてくれた。
私もそれ以上は知りたくなかった。
知ると後戻り出来なさそうで。
「あの4人はどこにいる?」
「し、知らない...」
「嘘をつくな!!!」
大声で怒鳴り、その声が部屋で反響して。
怖くて涙が溢れる。
言葉でしか守るしかない。
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