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平和な1日。

第23章 特殊能力7



「お、んな、?」

彼女から私が見えたようで、驚いたのか言葉がカタコトになった。

「さっちゃんには手ぇ出させないよ!!」

みんなが私の前に立ちはだかる。
ボロボロなのに...

「颯希、逃げろ!!!」

雨が降りしきるなかで、屋根は雨でびしょびしょ。
すべりやすく、屋根下には何もない。

「で、でも...」

大丈夫なんて保証はない。
怪我するに決まってる。

それに、飛び降りる勇気もない。

「....っどうしよぉ...」

急に涙が溢れ出てきた。
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