• テキストサイズ

平和な1日。

第23章 特殊能力7



窓から出ようと試みた。
しかし、雨が降り出していて危険だ。

どこから逃げようか、探していたら、

「れーちゃんダメだ!!もうそこまで来てるよ!」

瑠都くんがフラフラしながら部屋に入って来た。
そのあとにリトさん、渚人さん。

みんな傷だらけだ。

「....くそっ、マズイな...」

「逃げ場所がなくなっちゃったよぅ....」

「颯希ちゃんだけでも逃がさねーとな」

「...」

張り詰めた空気。
私はこういうのが苦手だ。

胸のあたりでギュッと手を握る。

こわい...
/ 392ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp