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平和な1日。
第19章 特殊能力4
公園には親子や小学生がたくさん居て、賑やかだった。
璃玖斗は嬉しそうに遊具へ走る。
「危ないから走っちゃダメだよ〜」
ブランコが好きな璃玖斗はすぐにブランコに乗る。
ここで人気なのは滑り台なのに。
変わってる。
「へへ、ぶらんこ〜♪」
楽しそうに前に後ろに揺れる。
私も見ていて微笑ましくなる。
「おねーたんはのらないの?」
「お姉ちゃんは乗らないよ」
ブランコなんて、そう思った。
「颯希!璃玖斗!」
誰かから呼ばれ振り向くと、お姉ちゃんが笑顔で立っていた。
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