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平和な1日。
第18章 特殊能力3
「瑠都くん痛いよ...」
「えへへ、ごめんねぇ」
でも離そうとはしない。
ところで、いま声が聞こえた気が...
「瑠都ちゃん、なーに抱きついてるのかな?」
「いいじゃん。どーせりょーちゃんはさっちゃんのことバカにするんでしょ〜」
>>グイッ
瑠都くんの襟首を思いきり引っ張る。
抱きついていた瑠都くんも、思わず離れる。
「ちょーっとね」
「ええ〜!やだあ、なにするのー!」
バタバタと抵抗する瑠都くん。
私はそれをいい事に、夕飯を作りにキッチンへ走った。
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