• テキストサイズ

平和な1日。

第16章 特殊能力1



瑠都くんと楽しく談笑しながら、お酒も買った。
その帰り道、瑠都くんが学校の話を始めた。

「僕ね、学校では人並み以上に勉強も運動も出来るんだ。だから、女の子たちがさっきみたいに付きまとってきたりさ、嫌なんだよね」

確かに、チラッと見てたら瑠都くん。
私を見た瞬間に寄って来たもんな。

「好きでもないのに、一緒にいたって何も楽しくなんかないよ。人気者なったって嬉しくない」

ギュッと拳に力を込める。

「でもね!!さっちゃんに会ってから僕、家に来るまでずっとずっと楽しみでね。学校なんか早く終わって早く来ないかなって思ってたの!」

へへへ、と笑う。

「変だよね。あれだけ女の子なんか嫌いだって思ってたのに。」

悲しそうな目をしてそう言った。
私はそんな瑠都くんにこう話した。
/ 392ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp