第15章 新章 episode1
....そして、あれから今に至る。
朝、目覚めれば奴らの顔が見えて。
夜眠る前にも奴らの顔が見える。
「起きないと」
世話なんて受け入れなきゃ良かった。
こんな騒がしい人達だなんて知らなかった。
「おはよ!さっちゃん、あのね。僕も手伝うからね!へへへ」
顔を赤らめながらそう言った。
ああ、やっぱ癒される...
「ありがとう!」
「....((ボンッ///」
なにか爆発音が聞こえた気が...
「ふぁああ、はよ。」
「おはようございます」
漣音さんは瑠都くんの顔を見て、いきなり笑い出した。