虹彩異色症の女神さんは2人の炎に愛されました【エース・サボ】
第5章 #気づいたら・・・
「もういいぞって・・・寝てるし」
スースーと寝息を立てて寝入っている。
エースは隣に横になった。
アリスの肩まで布団を上げた。
するとアリスの頭がエースの胸に落ちてきた。
「ッ・・・」
エースはアリスを抱きしめた。
本当にごめんな・・・。
媚薬って怖いな。
一瞬で理性が吹っ切れた・・・。
マジで気をつけよ。
「愛してるかぁ・・・」
愛されてもいいんだな。
俺が・・・?
女に愛されたのは初めてだな。
エースはそのうちに意識が遠くなって眠りについた。
”アイツ”も同じように母さんを愛したんだろうか・・・。