第11章 バケモノ
ユリ「サングラスでも、買おうかな。見つからないように。」
すると、そこに丁度いいものが。
店員「嬢ちゃんどうした?」
ユリ「これ、面白い。」
丸っこいデカイ眼鏡+髭付きの眼鏡。
ユリ「これ下さい!」
店員「えぇ!?こんなのでいいの?」
ユリ「はい!」
店員「あぁ…もう…いいか!どうせ、売れないし…やるよ。嬢ちゃんに。」
ユリ「ありがとう!」
なんか。今日はついてる♪
全部タダで貰っちゃった。私は、眼鏡を掛け歩き出した。
子供「あの…お兄ちゃんヘンテコ〜」
母「こら!そんなこと言わないの!!ごめんなさい!うちの子が。」
ユリ「大丈夫です。」
と眼鏡を取る。
子供「綺麗…」
ユリ「さっきみたいに正直なこと言ってくれて嬉しいよ。」
「バイバイ」とハイタッチで眼鏡を掛け歩き出した。
私って、
子供の扱い
上手いのかな!?
そんなことを考えていると
ドン!!
ユリ「わっ!?」
?「んが!?」