第3章 古狸の企み
犬神が人間の姿になり、ちゅ、ちゅっ・・・とキスをする
「んっ・・・んんっ・・・ぅ」
強引にねじ込まれた舌はの舌と絡み合う
「んはぁっ・・・んんっ・・・」
犬神はの腰を抱き寄せる
「ふっ・・・ぁ・・・犬神、さま・・・」
「戻ったか?」
「ぁ・・・あぁ・・・躰が、熱くてぇ・・・・お願っ・・・もうっ・・・」
ぽろぽろとの頬には涙が伝う
犬神はの片足を上げるとずずっ・・・と雄で貫く
「んぁぁっ・・・・あんっ、あぁ・・・っ」
ぱちゅんっ、ぱちゅんっ・・・と律動が始まると再びから妖気が溢れる
「くっ・・はっ・・・」
「んはぁっ・・・んくっ・・・あぁんっ・・」
「ぐぁっ・・・・くそっ・・・」
ズァァァ・・・と犬神が再び本来の姿に戻っていく
「はぁぁぁんっ・・・おっきぃ・・・・っ」
の躰は妖怪に戻った犬神の上で踊る
「はぁっ・・・ぐっ・・はっ、っ・・・」
犬神の毛はまた金へと変化する
ずぴゅっ、ずじょっ・・・とに欲を吐き出す
「んぁぁぁぁっぁっぁぁ・・・・・ぁ・・・」
ずるり・・・と雄を引き抜くとはぐったりと犬神の腕の中にぐったりと倒れ込んだ
「お見事でした」
ほぉ・・・と感心するように烏天狗が言う
「・・・まだいたのか」
「まったく、おっぱじめたのは犬神様でしょうが」
青女坊は首無を介抱してやる
頭はちゃんと戻っていた
「首無の様子はどうだ?」
「大丈夫ですよ、元々首無なんですから」
「ま、そうだな」
「意識がないのでわからないですが・・・様子をみましょう」
「殿は?」
「ああ、躰への負担が大きいんだろう・・・前回も意識がなくなって・・・記憶がなかった・・・」
「記憶がない・・」
ふむ・・と烏天狗が考える
「ご様子から察するところ様は暴走されたのでは?」
「そうだな・・・暴走・・というか俺が入れるのをためらうと俺から離れていったんだ」
「・・・なるほど」