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愛儒妖怪 【R18】

第3章 古狸の企み


「妖力は・・・消えてるとは思うんですけど・・・」

青女坊がチラリとの躰を見る

「・・・お前すごく、その・・・躰がエロくなってるぞ」

「首無っ、に近寄るなっ」

犬神が首無をわしっと掴みから引き離す

「・・・烏天狗様、よだれ」

青女坊が呆れて注意する

「お、おっと・・・」

「・・・察するに・・・」

青女坊が冷静に告げる

「は犬神様に抱かれた事によって妖に抱かれるための躰が覚醒した・・・そして身を守る為、妖に求められる躰へと変化している・・・」

「それって・・・」

が不安そうに青女坊を見る

「はもはやただの人間、ではなくなっているんでしょうね」

「・・・っ」

「・・・確かに人間の癖に俺たち妖をこんなにも惹きつけるなんてな・・・」

首無がの艶やかな黒髪を撫でる

「触るなと言ってるだろうがっ」

ぺしっと犬神が首無を叩く

「・・・それよりも青女坊、なぜそんな事を知ってる?」

「・・・昔、そんな話を読んだ事があります」

「一体どこで?」

「さあ?ただの御話だと思っていたので、覚えてませんよ」


「とにかくお前たちは近づくな、部屋から出ろ」

「ちっ・・・独り占めできると思うなよ」


文句を言いながらも部屋を出て行く



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