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愛儒妖怪 【R18】

第2章 交わった躰


「そう言えば侵入した輩はどうした?」

「それが新しい結界が張られた途端、もんどり打って皆倒れてしまったので確保する事ができたんですが・・」

「どうした?」

「結界が強すぎるのか立ち上がる事すらできないようです」

「・・・すごいな・・」

「ええ・・・あら、これは量が多すぎて拭ききれませんね・・湯殿へ運びますね」

「ああ、頼む」

犬神はの眠る頬を優しく撫でる




・・・・_____


ちゃぷん・・・ぱしゃ・・

「・・・・んぅ・・」

「あら、気が付いた?」

「・・・あお・・女坊・・?」

「ええ・・・ほら、力を抜いて・・・今、洗い終えたところだから・・・」

「洗い・・・って・・え?・・えぇ?!」

は慌てて立ち上がろうとするが躰にまったく力が入らない・・・がお湯に守られるように湯船に沈む

「?!・・・??」

「あら・・・不思議」

「なに・・これ?」

「躰はどうですか?」

「少しだるいけど・・・大丈夫・・・」

「あら・・・」

「え・・・」

「肌が・・・なんだか・・・」

「え?きゃっ・・・どうなってるのこれ?!」

の肌は以前にもまして艶やかになり、まるで絹のような手触りになっていた
髪もまた艶やかな黒でその毛先は滑らかだ

「まるでかぐや姫のようですね」

「青女坊、からかわないでっ・・・一体どうしちゃったの?」

「わかりません・・・ですが犬神様との交わりに何か原因があるかもしれませんね」

「ま、交わり・・って・・あ、あたし・・・なんで・・青女坊・・が、その・・」

「あら、今更恥ずかしがられても・・・」

「だ、だってぇ・・え、あの・・・もぉ・・・恥かし過ぎるよぉ」

「くすくす・・かなり激しかったみたいだから・・・」

「もうっ、青女坊っ」

「それに出た量もかなり多かったみたいだからまだ垂れてくるかも・・」

「え?そ、それって・・あの?」

「犬神様のがその子宮にまだ大量に残ってるって事よ」

「え・・・?中・・・に?」

「・・・もしかして覚えてない・・とか?」

「・・・実は・・・その・・・ぁの・・」

「も~・・ここまでお世話してんだから恥かしがらないでさっさと話しなさい!大事な事かもしれないんだから!」

「え・・?どうゆう事?」

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