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恋愛物語超短編集

第2章 期間限定同棲体験




その話は唐突すぎた。




「咲羅って、料理好きだよな?」


そう話しかけてきたのは、小1の時から高3の今まで、クラスが別れたことのない腐れ縁の男。



その男の名前は、橋本龍星。


まあ世間的にいう“幼馴染み”といったところか。



「好きだけど…なんで?」




「めんどくさいから、直球に言うよ?」



「うん」




「俺と期間限定で同棲してくれない?」


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