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銀の風

第14章 狩る者と狩られる者


「くそっ!来るなら来やがれ!!」


いやいや、早まるな!おっちゃん!
来やがれっつってるけどビビってんの
わかるから!

膝笑ってるから!



…………ん?あいつ今理性の欠片もねぇよな。
てことは、遠くの獲物より近い方の獲物狙う
よな。

…よし。



「おっちゃん跳んで!!」

「!? な、何を…!」

「いいからさっさと跳べや!ハゲにすんぞ
 コラァァ!!」

「く、くそっ」
《ハゲにさせられてたまるか!》

「Σそこ!?」


冗談通じねーなおっちゃん!
まぁいいや!…うん!ヒソカもこっち来てる!
死ななかったらラッキー☆←

「うりゃっ!」

いいんだか悪いんだか、あいつの殺気のせい
で"暁の眼"出ちゃったからあとはぶっ飛ばす!!

 ビュォォオッ!

「うわっ!?」 


おっし、大成功(笑)

ゴン、しくじんなよ!

ヒソカのトランプを持った手が振り上げ
られた――――






 ヒュルルッ!


「来たっ…!」

「!」


オレとヒソカの間に赤いウキの釣り針が
割り込んだ。

針は見事にプレートに引っ掛かり
そのまま取り去っていく。

ナイスすぎるぜゴン!!


それを見届けて、殆ど反射にまかせてヒソカを
避ける。

…ちょっとくらうかもな。






  ザゥンッ!


「くっ……!!」

左の脇腹に何か当たった…?

1メートル位のとこでずざざっと止まると
ヒソカも驚いたようにプレートのあった
ところを見てる。


ゴンは!?

遠くに目を向けると、プレートを手に
立っているゴンの姿が。

ヒソカが歩き出したからか、すぐに茂みの中に
潜っていった。


ふぅ、よかっ………








 ブシィィィイッ


「いっ……!!?」

「…♦」




え、今頃出るの!?
あー、あれか?ゴンが成功したのに安心した
からか?
父親かオレは!!


ザッ…ザッ…



うわぁぁ、また来たァァ!

……よし、逃げる!!

そう思って茂みに飛び込んだ……










……………あっ



プレート、取り忘れた…………。
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