第14章 狩る者と狩られる者
目が覚めたのは朝日が登って少し経ったころ。
「ふぁ~…よし!探しに行きますか!」
「…!」
暫く森の中をぶらぶらして、
茂みに隠れながら進むと、やっと人影がっ!!
この島初の人!←
しかも…オレのターゲット!!…のおっちゃん。
よし、サッと行ってスパッと盗って逃げよう。
ガサッ
「っと」
「! お前は…」
「ねぇおじさん おじさんって281番?」
「…キミのターゲットは私かい?」
「うん、そう プレートちょうだい?」
「ふん 悪いがそう簡単に渡すわけには
いかない」
そう言うと おっちゃんは静かに剣を抜く。
あちゃ~ ちょっと単刀直入すぎたかな?
「お前、確か3次試験を2番手でクリア
していたな
剣術家として手合わせ願おう」
「え"ぇ!?面倒くさ…」
ぞわっ!!
「っ!!」
「!?」
突然感じた痛いほどの殺気。その方向に
向くのも大変って何だよ。
一応見てみると、猛スピードで近づいてくる
人影がひとつ――
「ヒ、ヒソカ!?」
「え!?」
あ、木に重なって見えないっ!
くそぅ 何つージャストタイミング!!
よし出てきた……って え?
本当にヒソカァァアア!?
顔、原形留めてないんですけどォォォ!?
ドン引きして少し落ち着くと、
感じたことのある心の気配が…
「……ゴン…!」
遠くに目を凝らしてみると確かにゴンが…
あ ゴンのターゲット、ヒソカだった…。
てことは、ゴンはヒソカの殺気に自分の殺気を
紛れ込ませる気か?
誰かを攻撃する瞬間に……!
…あれ?じゃあ、おれ達避けちゃダメじゃね?