第13章 つかの間の休息と約束
ゼビル島までの時間はフリーになった。
うん、お姉さんKYだね。
そんなにスッパリ諦めれる人っていないよ。
他の受験生達はみんなプレートを隠して
視線すら合わせようとしない。
満員電車の乗客か お前らは!
「おーい フーガー」
「おぉ、キルアか」
キルアもオレもプレートは隠してない。
少なくともチキンじゃねーぞオレは。
「なぁ、フーガのターゲットって誰?」
「え 99番だけど?」
「………」
「嘘だって(笑) マジになんなよ」
「紛らわしいな もーー」
まぁキルアだったら狙わねぇけどな。
逆に殺られるわ。
「あ、ゴンだ」
「よ」
キルアはゴンの隣に座り、オレも近くに腰を
下ろした。
「何番引いた?」
「………キルアは?」
「ナイショ」
……何だそれ?
同じことを思ったのか、オレ達は笑い出した。
「ぷっ…何それ!変なの~ ねぇ、フーガは?」
「オレもナイショ」
「え~っ 酷いよ!」
「まぁ、安心しろよ オレのターゲットは
ゴンじゃない」
「オレもな」
「オレもキルアとフーガじゃないよ」
「せーので見せっこするか?」
「いいね、それ」
せーの!!
「…マジ?」
出た番号は…
キルア・199 ゴン・44 オレ・281のカード。
……………ん? 44って…まさか。
「…え、ヒソカ?」
「お前クジ運ないなー」
「やっぱり?」
何の因縁でこーなるんだろうね。
本当恐ろしいわ、あいつ。
「ま、がんばろうぜ
生き残れよゴン フーガもな」
「まかせろ!」
ターゲットじゃないとは言っても
島に降りたら敵同士だろうし。
生き残る約束をして、オレ達は別れた。
『それでは1番の方、スタート!!』
「♣」
島に入るのはトリックタワーのクリア順。
んー…有利に見えそうだけど
ターゲットわかんなかったら意味なくね?
まぁオレはわかってるけどなっ(ドヤッ)
『2番の方、スタート!!』
「んじゃ、お先に~」
「フーガ!」
「んー?」
「絶対クリアしてね!」
「あったりめーだ、ゴン!」
そしてオレは4次試験――狩の島に入った。
4次試験 参加者 26名