第12章 トリックと囚人の塔
「…また一本道?」
信頼の間とかいう広場をクリアして
先に進めたのはいいけど…
単純すぎだろ。道が。
「ゆっくり話せるからいいじゃないか♠」
「よくねぇよ。あとあんたに
話す事なんかないわ」
「さっきのあの眼、何て言うんだい?」
「無視か。いやだねゼッテー言わねぇよ」
「カタカタ…じゃあそのフードは?」
「え、あなたも参戦するんですか
んー、ノーコメントで」
「つまんないなぁ♥」
「つまんなくて結構。
人間なんてそんなものさ」
「カタカタ 何こいつ」
オレ的にはあなたの方が"何こいつ"
なんですけど?
ルックスとボイス全っ然マッチしてないよ。
ピラニア食べたらカニの味する並みにマッチ
してないよ。
「次の部屋みたいだね♦」
よしっ やっと次の部屋……って
また道かィィィイ!!
誰だよこの塔作ったやつ!
お前どんだけ一本道好きなんだよ!
そんなに人生一本道で生きたいか!?
…ん? 1人と2人の道?
「誰が1人の道に行こうか?」
「あんたが行ってください(即答)」
「カタカタカタ…」
「ボクと一緒はイヤかい?」
「ったりめーだ!!まだこの人の方がいいわ!!」
針男さんの後ろに隠れて反論ー…って
そこ! そんな冷たい目で見んな!!
まだこっちの方がいいってだけだから!!
「しょうがないな♦
じゃあボクはこっちだね♣」
「オレはこっち!」
「カタカタカタ…」
それぞれ別れ、また進む。