• テキストサイズ

銀の風

第12章 トリックと囚人の塔


「っと」

着地…したけど…   ムサい!!

オッサンだらけだ!!



「何だよ ガキじゃねぇか」

「こんなの一捻りだぜ」



うわぁ… でも戦わなきゃいけないんだよな…

「~っ! やってやる!!」

"暁の眼"!!


うん、周りが殺気だらけだからかな。
案外あっさり出たわ。


「! こいつっ…!!」


他人から見れば、囚人の間を黒い影が
駆け抜けてるように見えていた。

影の通り抜けた後には重なる人の山。
しかし…


「あれ、殺してないね♦」

「手刀だけだね。殺しちゃえばいいのに」


キルアはいつもこんな気持ちなのかな…

つか、これめっちゃキツい!!



『…221番、なぜ殺さない?』

「はぁ!?なんで!?」

『そいつらは超長期刑囚だ ここで生きても
 まだ何百年と刑期がある
 殺してしまった方がこいつらも楽だと
 思うが?』

「それでも人間だッ!!」


「「「 !! 」」」

『!?』




「犯罪者だろうが、過去に人を殺めていようが
 生きてるんだから人間だ!
 勝手に奪っていい命なんかないッ!!」




気がつけば思いっきり叫んでた。
里を失ったあの日からずっと心に決めてた事。

あー何かスッキリしたぁ。

……息切れやべーな。





『……フッ、面白い いいだろう、合格だ』

「…へ?」

『キミみたいな受験生は初めてだ
 お前達もいいな』


「ああ こいつは殺したくねぇ」

「ここに来てから俺達を人扱いしたの
 こいつが初めてだな」


『ということだ この先の出口から進める
 …おい!?』


  ドサッ

「おやおや♠」

「カタカタ…」



「…こいつ気絶してるぞ?」

「大丈夫かよ?」


『…44番、301番 221番も連れていくように』

「もちろん♥」


「ぷはぁぁ~!」

「カタカタ…起きたみたい」

「…残念♣」


「あれ?何でオレここにいるんだ?」

さっきまで下にいたよな。
なんで出口のとこに?


「おい坊主!」

「はいっ!?」

「…頑張れよ!」

「? おお!!」


「じゃそろそろ行こうか♥」

「げっ いつの間に!?」

「奇術師に不「あーもうわかっかたら!」…♦」


最後ちょっとだけ何あったかわかんないけど
とりあえず最初の試練はクリア。
/ 155ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp