第10章 ネコは高いところがお好き
「ほっ」
またまた糸に着地っと。
相変わらずクモワシはオレを睨んでる。
「大丈夫、何もしねぇって。
足見せてみ」
「!」
割りと素直にクモワシは足を差し出した。
端から見れば普通に話してる感じ
だけどね。
通じてるんだな、これが。
足の傷口に髪の毛とさっきの野草を
当てて、銀色の光が消えると…
キズ、完治!!
《…!ナオッタ!!》
「おぉ!よかったな!」
クモワシは嬉しそうに自分の足を眺め、
オレの方を向いた。
もうその眼に敵意はない。
《タスカッタ。ウエマデオクッテヤル》
「え?いいの?」
《ナオシテモラッタレイダ》
と言う訳で、ちゃっかり卵も1個貰い
クモワシに掴まって一気に崖の上へ。
他の人がめっちゃ驚いたのは言うまでもない。
バササッ
「よっと!ありがとな!!」
クァァアア!!
大きくひと啼き、クモワシは崖へ
戻って行った。
「フーガ!!今のは何だぁ!?」
「うおっ!ちょ、近いよレオリオ…
んと、今のがクモワシ。あそこから
送ってもらった」
「送ってもらったって…何したんだよ?」
「足ケガしてたから治してあげたんだ
そのお礼だってさ」
「フーガ、クモワシの言ってること
わかったの?」
「おお。結構あっさり通じたぞ」
その後、質問攻めに合いながらも
貰った卵をゆで卵にして二次試験クリア!!
うおっ これめっちゃうまァァアア!!
二次試験後半 メンチの料理
合格者 43名