第10章 ネコは高いところがお好き
《…デデイケ…!》
怒ってるな…
でも何で攻撃してこないんだ?
「フーガ!それはクモワシだ!!」
「やっぱり?
あー でもクラピカ達先行っててよ」
「!?」
んー どうしたんだ、コイツ?
するとクモワシは立ち上がろうとして
大きく翼をはためかしたが
すぐに顔をしかめて動くのをやめた。
「…もしかして、足ケガしてんのか?」
糸を伝いクモワシの羽を優しく
よけると、痛々しいキズが覗く。
「うわ…酷いなこりゃ
よし、ちょっと待ってな」
ピョンと糸から崖に、窪みから窪みへと
跳び移っていく。
あ、ゴン達だ。
「お先ー」
「え?フーガ!?」
「すごい…ネコみたい」
はい着地~🎵 あり?誰もいない?
…てかメンチさんめっちゃ驚いてない?
「! あら221番、早いじゃないの」
「あ、いや、ちょっと違うんです
えーと…」
あった!キズに効く野草
「すいません、もっかい行ってきます!」
「え!?えぇ、どうぞ…」
そしてオレはまた飛び降りた。