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彼女(仮)
第2章 進展?
「もう...そういうの可愛すぎ」
二宮さんがボソッとつぶやいた声は聞こえるはずもなく、ん?っと聞き返すと
なんでもないってまたキラースマイルで返すんだ。
「あ、そろそろお風呂沸きますよ。二宮さん早く入って体温めてください」
「はな一緒に入ってくれないの?」
また茶化すようにそう言う。
「だめです。私は二宮さんの”お友達”なんですから」
「あ、やっと知り合いから友達に進展した。」
やったーって言いながらお風呂場に向かって行ったのを見て、掴み所ないのに可愛いって思ったのは内緒だ。
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