第9章 R18二口堅治
『うん。よし!』
ホテルの裏口から出て駐車場へ向かう。
二口「あ!やっときた!!」
『!』
駐車場の柱の後には二口がいた。
二口「ねぇ、さん。」
『うん?』
二口「俺さ、一目惚れ。したんだけど。」
へぇ、誰にしたんだろう。
『うん?』
二口「どうしよう。」
『えっと、誰に一目惚れしたの?』
二口「え?」
『ん?』
二口「んーっと、一緒にまわってる間に、俺だいぶんアピールしたつもりだったんだけどなー…」
『えーっと、、、』
それはー、、
二口「ねー、さん、すき。」
…。
『っ、、と、、その、、』
二口「ねぇ、」
『もー!(笑)からかわないで!(笑)じゃあね!(笑)』
二口「からかってないし。つか、俺のこと子供ってバカにしてる?」
『いや、そんなつもりは…』
ジタバタとたじろぐさん。
これ絶対あれだ。